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とある学習塾塾長が他塾の塾長から怒られそうな勉強・進学・育児についてのヒントをお伝えします。

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【重要解説】これでバッチリ!神奈川県高校入試について知っておくべきこと②ー試験・面接編ー

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毎年変化の激しい神奈川県高校入試。皆さん仕組みは理解していますでしょうか?

先日ご紹介した内申・学費編に引き続き今回は第二弾です。

 

 ↓第一弾

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<試験-公立>

高校の入試には筆記試験があります。(※クリエイティブスクールでは筆記試験はない)

神奈川県公立高校の筆記試験は全校共通の問題が使用されます。入試の次の日に新聞に問題も解答も載りますよね。

 

それに加え、成績上位校(主に偏差値50台後半以上)では特色検査という試験を実施するところもあります。

 

この特色検査は非常に面倒なもので、実施している各学校で色々違います。教科横断型、分野横断型、論述形式等、様々なので、今回は解説しません。とにかく共通試験の他に上位校では面倒くさい試験がもう一個あると思ってください。

 

特色検査を実施していない学校は共通テスト1種類のみ受験します。

教科は5科目(英・数・国・理・社)

です。

 

この公立高校入試試験は毎年傾向が色々変わり、ひと昔前は英語の変化に塾業界全体ビックリこきまろ。

次いで数学の変化、理科の難化、昨年度は社会の難化と、毎年傾向がころころ変わります。

 

また、神奈川県の入試問題は全国的にみても文字数がダントツに多く、読んでいるだけで時間がなくなってしまいます。また、隅々まで読まないと解けないようになっています。

 

問題作っている人は性格が悪くて、頭がおかしいんだとおもいます。(←コラ!)

 

個々の問題の分析についてはいつか別記事にて解説しようと思いますが、

平均点は

    英   国   数   理   社   合計

H31  49.8  59.1  50.3  61.3  42.5  263.0

H30  56.1  65.6  56.0  45.3  41.8  264.8

H29  51.9  73.1  63.5  46.9  54.5  289.9

H28  43.0  64.7  52.6  37.4  50.2  257.9

 

こんなかんじです。

H31年度は英数国が平均点さがりましたね。

H28年度には難化してずっと警戒されていた理科(当時の平均点30点台)が今回「ガスバーナーの使い方」など、小学校範囲の基本を出してきたということで、前年度よりも平均点が15点以上も上がっています。

 

問題作っている人は性格がいやらしくて、悪くて、頭がおかしいんだと思います。(←コラコラ!!)

 

とにかく、毎年傾向が読みにくいので、過去問があまり役に立ちません。

基本を忠実に理解しておくことが重要です。

 

 

 <試験‐私立>

私立の筆記試験は各学校オリジナルの問題を行います。

教科は3科目です。(英・数・国)

ですから、理社が不得意な子には良いと思います。

 

難関校ではレベルの高い問題が出題されますが、普通~それ以下の学校はちゃんと受験用に過去問を何年分か解いて対策をしておけば大丈夫でしょう。

 

私立の推薦受験の場合、試験はありません

 

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<面接>

入試では前回解説した内申・調査書(評定)の他に今解説した入試の得点とさらに面接が必要になります。

 

 ↓内申について

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公立も私立も全校面接を行います。

 

各学校で違いはありますが、だいたい比率としては公立難関校が試験5評定3面接2ぐらいで合否判定します。普通~以下では試験4評定4面接2 または 試験3評定4面接3 ぐらいです。

私立の推薦では試験はありませんので、面接がとても重要になります。

 

事前に中学校で「面接シート」というものを記入します。だいたいそれにそって面接の質問をされます。

 

ですから、書いている事と言っている事が違わないようにしないといけません。

 

面接時間はおよそ、3分~15分。

 

面接についてもまた別記事で詳しく解説するつもりですが、

  • 中学3年間のがんばったこと
  • 中学3年間の思い出
  • 得意な科目・不得意な科目、その理由
  • 長所・短所
  • 志望理由
  • 部活動について
  • 高校でがんばりたいこと

 

など、一般的な質問から、

 

  • 自分がスーパーマンになったら何をしたいか。
  • お小遣いは月いくらもらっているか。何につかっているか。
  • 受験が終わったらなにをしたいか。
  • 高校生が髪を染めたり、ピアスをあけることについてどう思うか。

 

というような意外な質問まで色々あります。

 

同じ点数、同じ評定の生徒がいた場合、どちらを合格にするかは面接で決まりますので、たとえ2割だとしても、面接はとても大切なものです。

 

私立の推薦では、中学校の校長先生と面接をして、推薦しますよーの許可がもらえたら受験校で面接をするということになります。推薦の面接は一般入試の面接よりも長くなり、10分から15分程です。稀にとても短い所もあります。

 

一般入試では学校によって面接の仕方が違い、先生と1対1、先生2人の2対1、他の生徒4~5人とのグループ面接、親も一緒に行う面接など、様々なので、しっかり調べて準備をしておきましょう。英語に力を入れている学校では英語でのグループ面接を行うところもありますよ。

 

さて、今回は試験・面接編についてお伝えしました。本当は2記事くらいで説明できるかと思ったのですが、読み易くしたいため、小分けにします。

 

別記事で引き続き神奈川県高校入試の知っておくべきことについて解説していきますね。それではまた~。

 

 

(写真:ぱくたそ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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