悩めるママ達に!学習塾の塾長が教えるかしこい子育て方法

とある学習塾塾長が他塾の塾長から怒られそうな勉強・進学・育児についてのヒントをお伝えします。

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【非常識?】先生は大変かもしれないけれど、今の学校の先生に物申す!

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ニュースで学校の先生の体罰などよく問題になりますね。

先日もショッキングな動画がニュースにでました。

生徒の胸ぐらをつかみ、暴言を吐き、床に投げつける。。。

なんてけしからん先生だ!と思ったら実は生徒が動画拡散炎上を狙ったという話も出てきたりして、もう何が真実だかわかりません!

 

メディアも面白半分に取り上げるだけ取り上げて、真相やその後を一切追わないので、一番けしからんのはメディアかもしれませんが。

 

しかし、一体全体どうしてこんな悲しい人間関係が出来上がる時代になってしまったのでしょうかね。保護者も生徒も先生を敬わないですし、先生も生徒の事より自分の事ばかりになってしまっている気がします。

 

きんぱっつぁんが知ったら嘆き悲しむんじゃないですか?

 

今の時代熱血な先生は減ってしまいましたね。部活の顧問も学習指導も進路指導も一生懸命やっていた昔の先生達はすごいですね。でも、金八先生だって今の時代のものさしで見たら、「ロン毛」、愛の鞭の「平手打ち」でメディアに散々とりあげられて叩かれるのでしょうね。「ばかちんが!」を動画にとられて「暴言」といわれ、乙女ちゃんら家族も叩かれる。。。恐ろしい!

 

一生懸命やっている先生ももちろんいて、でもそういう一生懸命な先生に一生懸命じゃない先生の仕事や責任が一気に集中してしまって過労で倒れる方も多いとか。そしてまた良い先生が少なくなる。。。負の連鎖。

 

このままだと、日本の教育の質は確実に低下していきます。

原因は一つではありません。

モンスターペアレント、知識不足の先生、スマホ・インターネットの普及、人材不足。すべてが関わって良くない結果になっていると思います。

 

この悲惨な状況を脱する為に何ができるか日本全体で考えていかなければいけないと思いますが、まずできることとして初心に戻り、先生達が生徒の見本になるような大人になる事を心掛けることが大切だと思います。

 

当塾の生徒を見ていると、成績のつけ方、テストの内容、学校同士の差、進路指導の仕方、色々と問題があるように思います。

 

実際にあった話をご紹介しましょう。

(神奈川県の公立中学校のお話です)

 

 成績のつけ方の差

 

塾では生徒から成績の情報(テスト結果等)をもらい、高校入試に必要な内申点を計算したり、どうやって次のテストで点数を伸ばすかなど色々策を練ります。

 

テスト直しも重要なのですが、同じ学校、同学年のAさん、Bさん記述問題でほぼ同じ答えを書いているのに片方は×で片方は△。Bさんは△の採点なので部分点がもらえています。塾としては個人の情報を漏らせないので(「Bさんは部分点もらってるよ」なんて言えません)

 

×だったAさんに「これ、部分点くらいもらえるかもしれないから、もう一回先生に聞いてきてごらん」とアドバイスするにとどまりますが、やはり点数はもらえず。

 

提出物も同じように出しているのにBさんは満点評価、Aさんは「工夫がたりない」という評価。。。

 

もうこれはAさんが先生に嫌われているかBさんがえこひいきされているとしか思えませんが、どうしようもありません。塾としては、「先生に毎日休み時間質問にいったり、どうしたら成績があがるかアドバイスしてもらえるよう頼みなさい」と助言するしかありません。

 

隣の中学校同士で差も

隣同士の○○中学校と××中学校では成績のつけ方に大きな差がある場合もあります。

○○中学校ではテストの点数が40点台でも成績は4。××中学校では80点台で3でした。

(二人とも授業態度に問題はなさそうでした。提出物ももちろん全部だしています)

 

このように中学校によっては内申点が非常に甘くつけられる学校と厳しくつけられる学校とバラつきがあるのは事実です。塾だと全ての生徒の成績が見比べられるのでよくわかります。

 

これは大問題で、神奈川県公立高校入試は内申点が非常に重要なので、この差は入試の有利不利に大きく関わります。

 

 英語ができない英語の先生

先ほどの話でも成績のつけ方や採点の仕方でもえこひいきや納得できない差がありましたが、最近公立中学校の英語の先生の質が落ちているように感じます。

 

テストの採点をみても、例えば英単語で「white」と書かなければいけない問題で「wite」と書かれていたら不正解ですよね?

それが、4文字合っているとして、部分点がもらえていたり、文頭を大文字にしていなくても正解として満点をあげていたり、これでは子供達の理解が深まりません。

間違えた答えを見て学校では正解だったのに!となってしまいます。高校入試や大学入試で困るのは子供達です。

 

一番ショックだったのが、先生の模範解答が間違いだらけで、文の最後を「. 」(ピリオド)でなく「。」にしていたのを見た時は、背筋が凍りました。

 

こんな先生が授業をしているのかと。。。

生徒に聞くと、英語は先生がちゃんと教えられないので毎回2人体制で助け合いながら授業が進んでいるとのこと。

 

ぱーどん?

 

そんな実態なのに政府は英語改革を進めようとしているの?

こわいこわい!

 

国のお偉いさん!どうかもう一度考え直して!

 

 お粗末な進路指導

ある生徒が中学3年生になり、高校入試に向けて準備する時、公立志望の子は公立高校で第一志望校と、いわゆる「すべりどめ」の私立高を併願校として選びます。

 

しかし、子供にとって高校入試はよくわからない事も多く、なかなか決められなかったそうですが、先生が色々アドバイスするどころか、「私立は受けない」と紙に書いてハンコを押させられたそうです。

 

あとで文句を言わせない為です。

 

中学校の先生は高校の先生とも交流ありますし、情報もたくさん知っているので、どんなに生徒が成績悪くとも、その子に合いそうな学校を提案してあげるのが先生の役目だと思いますが、まさかそんな約束をさせるなんて、驚きでした。

 

公立を受験するのに私立を併願しないメリットはありません。

 

その子が公立高校に合格したので良かったものの、情はないのか!と愕然としました。

 

ほかにも、ずーっと、「がんばって」「進路なんてわからないよね」と適当な励ましのみで、なんのアドバイスもしない先生など、聞いていて頭痛がするような話ばかりで、塾に通っていない子は大変だろうなと思います。

 

 

 大変なのは分かるけれど。。。

教育現場は本当に大変なんだろうと思います。でも、一度教育者を志したのであれば、生徒から「先生みたいな人になりたい」と思わせるような素敵な大人になってほしいです。

 

子供はよく見ていますから、自分の為に一生懸命になってくれている大人のことはよくわかっています。

 

もちろん、保護者も先生を敬うことを子供に教えなければいけません。それは親が普段から先生の悪口を言ったりせず、親が先生を敬うお手本をみせなければなりませんが、敬うに値しない先生が増えているのも事実です。

 

先ほど述べた先生達や学校の話はまだ序の口で、生徒にわいせつな事をして別の学校に移動になった先生(まだ先生を続けるんだ。。。)や、授業をまったくしない先生の話など、もう悲観するしかないようなお粗末な話もたくさんあります。

 

塾にくる生徒さんで小学6年生で足し算や引き算ができない子(5+2が分からないレベル)や分数を知らない中学生が本当に毎年増えています。

先生の質の低下もそうですし、親の無関心(自分の子が足し算ができないことも気づいていない)、コミュニケーションの低下等こういった負の連鎖が少なからず子供達に影響しているように感じます。

 

コミュニケーションは大事です。以下をご覧になってください。↓

 

www.toarujukucho.com

 

 

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最初から完璧にこなすのは無理ですし、日々教育も担当する子供達も変わるので、先生に完成はありえません。問題が起きた時をチャンスととらえて、ひとつずつより良い対応ができるよう、先生達には頑張ってほしいです。

 

情熱と親身さを持つ先生をみれば保護者も生徒も変わるかもしれません。そして、そういう先生が増えて、教育現場の生の声を届けていけば政府ももっと良い方針を考えるかもしれません。

 

未来の日本を支えるのは今の子供達なのですから、しっかりした教育を伝えられるといいですね。

 

先生達がんばってください!

 

 

(写真:ぱくたそpakutaso.com)

 

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