悩めるママ達に!学習塾の塾長が教えるかしこい子育て方法

とある学習塾塾長が他塾の塾長から怒られそうな勉強・進学・育児についてのヒントをお伝えします。

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気持ちを伝えるという事

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これまでの記事に私が生徒達に「大好き」「愛している」と伝えているということをお話しました。

 

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文字だけで見ると、まるでセクハラしているみたいですが、(笑)

決してそういうわけではないのですよ。

 

これは褒めて伸ばすの延長というか励ましの要素が大きいです。

 

 

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でも、みなさん、ご自分のお子さんに心では思っていますよね?

 

ママがいないと不安で泣いてしまう子

小さい体でがんばって重い荷物を運ぶお手伝いをしてくれる子

知らない事を知って大喜びで両親にも教えてくれる子

 

可愛いし、大好きだし、愛してますよね?

 

親は言葉に出さなくても信頼で伝わることもあると思います。もちろん、言葉にだしている家庭もいるでしょう。

 

でも、他人も言ってもいいんじゃないでしょうか?

 

私の生徒は私の子供ではありません。でも、確実に教え子です。

 

そう、教えです!(無理矢理)

 

ぎりぎり「子」が入っています!(ごり押し)

 

でも他人です。だから思っている事、正直に言います。

「他人でも、あなたの事を思っている人がいる」ということをわかってほしいからです。

 

それは私が思春期の頃、色々進路で悩んだり、葛藤があったとき、家族にも相談したくない時がありました。

 

そんな時、誰かにただ話を聞いてほしい。それだけで救われるような気がしました。でも、そんな人はいませんでした。

 

下手に学校の先生に相談したら、家に連絡されたりするかもしれない。家族は「くだらない」と一蹴するかもしれない。

 

現在大人になって、学習塾の塾長という立場になり、時代もかわって、「今」を生きる子供達をみていると、寂しがっている子が多い印象を持ちます。

 

当塾の7割の子が親が共働きです。2割が父子・母子または親以外の親戚とくらしている家庭です。1割が専業主婦のお母様が常に家にいる家庭です。

 

親がいないからさみしがっているとは言い切りませんが、お母様が常に家にいるご家庭よりも普段一人でいる時間の多い子のほうが甘えん坊のような気がします。

 

子供は何が原因で勉強につまずくかわかりません。

 

私が子供の頃、「赤」がきらいで、赤いデザインを多用することの多い国語が苦手でした。「青」を使用する事の多い算数は好きでした。そこで、自分で国語のノートや教科書のカバーを青にしてみたところ、まだ苦手意識が薄れる気がしました。

 

他にもいじめで悩んでいて集中できなかった子

兄弟が留学してしまい寂しかった子

好きな子ができて何も手につかなかった子

 

色々な理由で集中できなかった子がいます。

 

そんな時に、ただ話を聞くだけの他人がいてもいいのではないかとおもっています。

 

そう、私は子供達にとって「ちょうどいいおばさん」になりたいのです。

 

色々な悩みを聞いてもらった上で、「君が大好きだよ。だから応援するし、もっと頼っていいんだよ。勉強がんばろう。」と伝えてもらったら、子供たちはちょっとでも安心してくれるのではないでしょうか?

 

子供達はちゃんと「見てくれている」という確証を得られると本当にがんばります。ですからかなり多くの宿題を出さなければいけない時も、ただだすのではなく、本人の日々の過ごし方を聞いて、一緒に計画表を作ります。

 

そしてどんなに忙しい子でも、ご飯を急いで食べることにしたり、お風呂の時間をもう少し短くしたり、寝る前の10分すらも暗記に活用したり、時間は作ろうと思えばいくらでも作れるのです。

 

そこをごまかさせず、「この時間があればプリント1枚できるね」という風に1日単位でどの範囲をどのくらいやるかしっかり計画を一緒にたててあげると、「えー!」というリアクションはあれど、しぶしぶ観念してやってきてくれます。それは、ただ何も考えずに宿題をどっさりだしているわけではないこと、生徒自身のことを親身に考えてやってくれているということを生徒が理解してくれるからです。

 

子供は信頼していない相手に説教されたら嫌いになるだけです。

「自分の為を思ってくれている」と思うと、それにこたえてくれます。

 

そういう時、本当に「がんばっているな」「偉いな」「大好きだな」

と思いますし、やはり言葉で伝えたくなります。

 

また、がんばれなかった子でも、頑張ろうとしていたり、まだ悩みが解決できていないからこそ殻を破れていない子もいます。そういうときは先生である私の努力がたりません。もっと信頼されるように、「先生が一生懸命やってくれているから自分も頑張ろう」と思ってくれるように、こちらがもっと努力をしないといけません。

 

私なんぞの「愛している」を苦笑いしながらも受け止めて、塾に通い続けたり、卒塾してからも遊びにきてくれる生徒達に囲まれて、私はつくづく幸せ者です。

 

今日も10連休なんて縁のないおばさんは子供達に向けて一方通行の愛を送り続けます。

 

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