悩めるママ達に!学習塾の塾長が教えるかしこい子育て方法

とある学習塾塾長が他塾の塾長から怒られそうな勉強・進学・育児についてのヒントをお伝えします。

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【驚愕!】スマホやタブレットによる弊害も!?○○ができない中学生!昔の風習は大切なんだよ!

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ぱくたそ(www.pakutaso.com)


 「最近の若い子は・・・」

なんて発言しだしたら、おじさんおばさんの仲間入り。。。

 

なんてわかっていても、言わずにはいられない。

最近の若い人は(ほら言っちゃった)会社員であろうとビックリ仰天なエピソード満載らしいではないですか。

 

当塾の若い講師も遅刻・無断欠席はあたりまえ。(若くなくても非常識な人達はたくさんいましたが。。。)

 

ただ、新人の間は色々やらかして学んでいくものなので、なにか問題があったら塾長としてはなるべく被害を小さく抑え、そして本人にもしっかり反省・改善してもらう為、色々と手を尽くします。

 

でも、最近の若い人は(また言っちゃった)失敗の内容が一味も二味も違う!

 

遅刻した理由を聞いてもいないのに「聞いてください!」と主張する新人講師A君。よっぽどの理由があるのかと思い、聞いてあげると

 

「お母さんが車で送ってあげるからご飯食べていけって言ってたのに車検出してなくて、遅れたんですよぉ。」

 

ぱーどん?

 

この瞬間だけは私、無重力を体験できていたと思います。

 

まったく今の若い人っておちゃめさん!

爆発力が違います。でもどこの企業でも人手不足、優秀な人材が少ない、すぐ辞めるという問題に悩んでいるようですね。

 

でも塾は子供の教育に直結しますので、良いお手本を見せられない講師はダメです。

 

前置きが長くなりましたが、(前説?w)今回はもっと若い人びっくり仰天な中学生のお話です。

 

以前6以上のものが数えられない、アナログ時計の見方が分からない中3生のお話をしましたが、

 

www.toarujukucho.com

 他にもびっくりな子供達がいました。

 

 自分の住所がわからない中3

これはまさかとおもわれるかもしれませんんが、お勉強できるできないに関係なく、今の中3生結構自分の住所知りません。

 

理由は年賀状を手書きで書かないから

  • 個人情報保護で住所録をつくらない
  • 印刷で済ませている
  • そもそも年賀状を出す習慣がない(SNSであけおめ!で終了)

上記の理由で子供達が自分の住所を書く機会がほぼゼロになっています。

 

「いやいや、それでも自分の住所を書く機会は何かしらあるでしょう」

 

と、お思いのあなた!そんな機会、あったとしても保護者が書いています。

子供が自分で書くことなどほぼありません。

 

最近の修学旅行は、行先のホテルにあらかじめ荷物を送り、帰りも家まで荷物を送ります。(電車で大荷物になり、他の乗客に迷惑をかけないためだとか)

その際に、行きは保護者が送り状に記入しているので良いのですが、帰りは本人達が書くので、住所がわからず、先生達が大変だった。という事例が相次ぎ、なんと

 

修学旅行の持ち物リストに

 

自分の住所を書いた紙

 

を入れている学校が増えているそうです。

 

自分の家の電話番号を覚えていない子も多いです。

そもそも家電がない家庭も増えていて、スマホに全部はいっているのでいちいち家族の番号を覚えていない子も多いです。

 

 「おばあさん」「おばさん」の意味を知らない中1生

 

学校の英語のテスト直し時に、「aunt」=「おばさん」が書けず、失点していた生徒Bちゃん。

 

彼女は塾の授業ではその単語は書けていたので、時間がなかったのかな?と思ったのですが、問題を見てみると、

家系図があり、次の人物を英単語で書きなさいとありました。そこで指定されていたのがお母さんの妹でした。

 

彼女は日本語の本当の意味での「おばさん」がなにか知らなかったのです。

 

Bちゃんにはおばさんが実際にいました。しかし、「『おばさん』ってBちゃんのお父さんお母さんのお姉さんや妹さんのことよ」と説明すると、「○○ちゃんのこと?」と聞き返され、「ああ、なるほど」と思いました。

 

そこで色々な生徒に聞いてみると、いるわいるわ。子供達の祖父母、伯父(叔父)伯母(叔母)を名前やニックネームで呼ばせているご家庭が非常に多い!その結果、特に「おじさん」「おばさん」の意味がわからない子供達が増えてしまっています。

 

「おばあちゃん」っていったら怒られる

子供達の衝撃発言。

 

「じいじ」「ばあば」「グランマ」「グランパ」「○○ちゃん」「大パパ」「大ママ」

等と呼ぶそうです。

 

 

「おじさん」「おばさん」については「パパにいに」「パパねえね」「○○ちゃん」「○○君」が多かったです。

 

 

 紙を半分にきれいに折れない中2生

 

当塾に入塾したばかりのC君。ご両親が共働きであまり家にいることができず、前の塾でC君がサボってほとんど通塾していないことに気付かなかったそうです。

 

C君自体、とても静かなのと、少し反抗期ということで、家ではずっと自分の部屋にこもってスマホタブレットを一日中触って過ごしていて、なんとか新しい塾で環境を変えて受験にむけて頑張らせたいということで入塾されました。

 

当塾はユニーク(私が変)なので、どんな子でもデリカシーのない私が最初からぐいぐい心の扉をこじ開けます。

 

でも中2反抗期男子、しかも入塾したてですから、最初からほとんど無視です。私が話している間もタブレットをずっといじっていました。

 

そこで、「タブレットうちは禁止だよ」と伝えて、代わりに折り紙を渡しました。(まあ、ここまでの間にいっぱい色々やりとりはしましたが)

 

中2男子が折り紙なんてやらないだろうと99%思って今回も無視されるわーなんて思いながら出したら、

 

「赤色がいい」

 

 

と、言い出したC君。

 

 

 

「いや、やんのかい!」

  (あえての赤色で突っ込んでみたよ)

 

やると思っていなかったので、なにを作らせるかも考えておらず、とりあえず本人に任せていたら、半分に折り始めました。

 

しかし、折り紙を半分におるのに片手で折りだしたのです。

 

「え!?ナニコレ?片手で折るという特技を私に披露しようとしてイルノカ?」

 

と、若干ワクワクしてみていると、

 

「どうやって半分におるの?」

という質問。。。

 

 

 

「やれへんのかい!」

  (あえて赤色のツッコミなんだよ☆)

 

彼は紙を折るのに両手を使っておさえながら作業をしなければ綺麗に折ることは出来ないということを塾に入って学んだのでした。。。

 

 

いかがでしたでしょうか?まだまだエピソードは山のようにありますが、これらの原因は昔ながらの教育が失われているということです。

 

年賀状を書く、家族を敬いコミュニケーションを密にとる、おもちゃがなければ自分で作るなどの自然とやってきていた日本ならではの良い教育が失われた結果といえませんか?

 

自分の住所や折り紙のエピソードについてはスマホタブレットの普及でこういった現象が加速しているのではないでしょうか。

 

このままでは日本が崩壊してしまう!!!なんて焦る時もありますが出会ってしまった以上、この子達が将来社会人になった時に少しでも困らないように、そして前置き(前説)で紹介した迷惑新人社会人にならないように塾長としては勉強以外の、生活に必要なことも必死に教えていく日々なのでありました。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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