悩めるママ達に!学習塾の塾長が教えるかしこい子育て方法

とある学習塾塾長が他塾の塾長から怒られそうな勉強・進学・育児についてのヒントをお伝えします。

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コミュニケーションが無駄を省く!自然と勉強できる子に育てる方法(九九)

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九九は勉強ではない。言語と同じように覚えるものです。

 

では実際どのように覚えていけばよいでしょう。

 

答えは簡単。普段のコミュニケーションで覚えさせる。

 

お子さんと一緒にお風呂に入っているとき、お洗濯物をたたむ時、学校の送り迎えに手をつないで帰るとき、いつでもどこでも一緒に九九を歌って♪あげてください。

 

「にーいちがにー、ににんがしー♪♪」

 

家族が楽しそうに何かやるとき常に歌っていれば、自然と覚えますし、真似をしてきます。

 

子供は勉強させなくてもテレビの子供番組の歌はしっかり覚えているものですよね。九九も同じように、赤ちゃんの頃からお母さんが楽しそうに歌い続けてあげればよいのです。

 

「うちの子九九が出来ないんです」「勉強できないんです」というお母さん、大抵お母さんが九九できません。

 

そんなことないわい!とおもわれるかもしれませんが、7の段、8の段、今すぐさっとスラスラ言えますか?

 

九九を歌だととらえて、お母さんが好きなように歌ってあげてください。既存のメロディーに替え歌のように九九をつけても、オリジナルのメロディーでもいいです。

 

そして小学校からと言わず、赤ちゃんの頃から歌ってあげてください。子守歌、九九にしてください。

 

九九を歌ととらえると、コミュニケーションが増えます。九九が完璧に覚えられて、割り算もスムーズにできるようになります。良いことばかりです。

 

この、マル覚え作戦は、とても有効です。難関私立中学受験をする子供たちは3.14の倍数は10倍まですべて暗記しています。

 

なぜなら、時間が節約できるからです。

  • 3.14×1=3.14
  • 3.14×2=6.28
  • 3.14×3=9.42
  • 3.14×4=12.56
  • 3.14×5=15.7
  • 3.14×6=18.84
  • 3.14×7=21.98
  • 3.14×8=25.12
  • 3.14×9=28.26
  • 3.14×10=31.4

 

半径4cmの円の面積を求めよと言われたときに、4×4×3.14=16×3.14ですが、これをいちいち16×3.14でひっ算している時間はもったいないです。

16=10+6なので、 3.14×10+3.14×6=31.4+18.84=50.24

3.14の倍数を覚えることで、時間の短縮計算ミスを減らすことができます。

毎回毎回3.14×〇を問題が出てくるたびにやっていては無駄が多いだけです。この10種類さえ覚えてしまえば良いのです。

 

九九でつまずいでいるのにいきなり3.14の倍数なんて!と思うかもしれませんが、マル覚えの作戦の応用を紹介してみました。

 

もう一度言います。九九は勉強ではなく、歌です。覚える物です。それを塾に来て勉強しようとすれば、週1回のみ九九をやることになってしまい、逆に九九とのかかわりが薄くなってしまい、もったいないです。

 

「おはようございます」「いただきます」とおなじ躾の一環のように、普段のコミュニケーションとして親が九九を教えてあげてください。

 

九九を覚える一番の方法、それは親が楽しそうに毎日隙あらば歌うことです。

 

追記:

先日小学6年生で入塾した生徒さんがいました。

今まで私が見てきた生徒の中でたぶん一番不安のある生徒さんです。

九九はおろか1年生の足し算引き算もできません。

会話はそこまで問題があるようにはみえないのですが、語彙力も圧倒的に足りません。

最近塾の近くのおばあ様のアパートに本人のみ引っ越してきて、近くの小学校に転入してきたそうです。

母子家庭でお母様は仕事の都合上一緒には来なかったようです。

おばあ様も働いていらして、ほとんど家にはいらっしゃいません。

あと1年なく中学生になってしまうので、とにかく急いで復習をしていますが、足し算引き算もできないという事実をおばあ様もお母様も学校も把握していないのがとにかく問題です。

 

足し算引き算掛け算割り算を塾で週60分やるだけでなんとかなるわけがありません。

 

どうしてこうなってしまったのでしょうか。

 

やはり圧倒的に家庭内でのコミュニケーションが足りていないと思います。

育児放棄をされているわけでは決してありません、とてもかわいがられています。

でも、その可愛がりは、毎月ディズニーランドにつれていってもらえる。

髪を茶髪に染めてくれるなどのコミュニケーションなのです。

本来当塾は茶髪の生徒は入塾禁止です。ルールを守るということを学ぶのもだいじなことだからです。しかし、この子の場合は時間がありません。親も学校も彼女の大変さにきづいていないのであれば、気づいた私がせめてちょっとでも問題を解決してあげるしかありません。

 

もちろんできないことはたくさんあります。でもやれるところまでやりたいです。

過剰にならないように気をつけながら、指導していきたいですが、

言葉も敬語もほとんど話せない彼女に(「~しやがって」が普通の言葉使いだとおもっている)計算だけでなく挨拶からはじめてせっかくかわいらしいお嬢さんなので、その姿をより輝かせるような言葉遣いと知識を一つでも多くしてあげたいです。

 

しかし課題が山積です。。。

 

皆様、お家で正しいコミュニケーションを是非とってくださいまし。(切実)

 

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